アルテリーベ東京にて行われました、オペレッタ「メリーウィドウ」が、3月24日に無事終演しました。
2月から数回の稽古を通して役を深め、共演の星野さん、鷲尾さん、大川さん、飯田さんのお力をお借りして、私なりのヴァランシェンヌ像ができました。
本番3日前に失声するというハプニングがあり、当日のリハーサルでも弱弱しい声しか出ずに心配しましたが、なんとか本番には間に合い、コントロールに気を使いながら最後まで歌い演じきれました。
(歌うパートが少なくて救われた部分もあるかと思います)
カミーユの大川さんとは絡み合いがあり、すごい熱量で演じて当たってきてくださり、学ぶところが多く、こちらも安心して向き合えました。
色とりどりの素敵な衣装を着てらっしゃいました。
カミーユのパートは本当に美しい音楽で、私(ヴァランシェンヌ)もこんな素敵な音楽をつけてもらいたかった!とうらやましく思いました。
まあ、その思惑はレハールのみぞ知るところではありますが。
皆様演技の引き出しが素晴らしく多く、経験も豊富で、ついていくのに必死でしたが、前日声が出ないまま無声でリハーサルをしていた際に何かがつかめたような気が(個人的に)して、本番も安心してできました。
そしてやはり本番ならではの熱量の高まりで、アドリブも出たし、それぞれのパワーも稽古時に比べてすごく強かったです。
お客様も満席で、いつものアルテリーベとは様子が違う!
狭い客席を駆け抜けながら、皆様の反応を感じつつ歌うのが楽しかったです。
しばらく頭の中がメリーウィドウです。
今回ので声帯に負担をかけてしまった感は否めないので、しばらく休息をとり、リフレッシュした声帯でまた歌の練習を再開したいと思います。