オーストリアでの生活を再び始めてから2年になります。
年間ずっとオーストリアにいるわけではなく、日本でも数ヶ月過ごしているのであまり実感はないのですが。
その間コロナの到来などもあって、複数人仲の良い友達ができたら良いなーという願いは未だ残念ながら満たされておらず。
各地に散らばっている友人を訪ねて行こうにも、なかなか約束がしづらく。
コロナのせい、と言ってしまっては簡単だけど、2年にわたって諦めモードになりつつある世間には残念な思いしかなく、私は私でコンクールを受けにイタリアやフランスを旅して、自分一人で完結できる楽しみをそれなりに見出しています。
さて、2年前はオーストリアでの就労許可滞在許可証Rot-weiß-rot-Karteを取得するのに奔走した記事を書きました。
日本のオーストリア大使館で申請してから4ヶ月もかかった苦労話です。
その許可証は2年が期限なので、先日更新申請をしてきました。
申請するのはインスブルックの市庁舎の中にある、外国人管轄部門。
申請に必要な書類は初回に比べると少ないもので、唯一多少面倒だったのは、申請書に住居の大家の署名が必要だったこと。
実は私の住居の大家だった人が去年の秋に亡くなったので今現在相続手続きの最中で、大家の息子が相続するらしいんだけど未だその人を知らない。
連絡窓口になってくれている相続担当人に仲介役になってもらって、電子的に署名をもらえた。
あとは給与証明、住居契約、パスポートや健康保険証などのコピー、証明写真など。
次の在留証明はRot-weiß-rot-Karte Plusに格上げされて、有効期限が3年に延長されるみたいです。
そうなると、就労先を変えたりもできるようになる。
新しいカードを受け取りに行くのは、今のカードの有効期限が切れる翌日以降。
スムーズに事が済むといいな。
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